マインクラフト何歳から?5歳から始めて良かったこと・悪かったこと

マインクラフト何歳から?5歳から始めて良かったこと・悪かったこと

我が家では、息子が5歳の時にマイクラを始めました。

早いかなとも思いましたが、すぐに操作にも慣れて楽しく遊んでいます。

マイクラをやり始めて1年が経ち、5歳から遊んで良かったこと・悪かったことをまとめました。

目次


5歳からマインクラフトを始めて良かったこと

まずは5歳からマイクラを始めて良かったことを振り返ります。


マイクラの世界で物作りに夢中に

マイクラではサバイバルモードとクリエイティブモードがありますが、5歳の息子にはサバイバルモードは難しく、結果、クリエイティブモードでずっと遊んでいました。

そのため、遊ぶのは基本的に作ることに専念。家、動物、道具などを作って、様々な創造性を見せてくれました。

レゴや工作では器用さや材料の限界がありましたが、マイクラではより自由に思い通りの形が作れるのが良かったです。

また、制作物は壊さなくて良いので、後から見返して成長を感じたり、巨大なものが作れたという達成感につながっていました。

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マイクラにのめり込み、ご飯も忘れるほどの集中力を見せた

マイクラをやり始めた当初、没頭した息子は5時間くらいは余裕でパソコンの前に座り、食事やトイレも忘れるほどに熱中してプレイしていました。

まだまだ集中力も続かない幼児だと思っていましたが、没頭すればこれだけ集中し続けられるものなのかと良い気付きになりました。

うまくいかない部分も何度もやり直しながら忍耐強く取り組んでおり、集中力と忍耐力の成長にも繋がったと思います。


年齢が幼いうちに約束や時間を守る姿勢を身につけられた

いくら集中することが良くても、やはり一日中ゲームをするわけにはいきません。

操作に慣れるまでは長めだったゲーム時間も、次第に時間を決めるようにしました。

『〇〇時間で終わりにしよう。』

『朝は外で遊んで、お昼ご飯の後ゲームしよう。』

というように、時間の切り替えができるように促しました。

時間の約束を守る練習を始めるのに、5歳というのはちょうど良い時期でもあります。

まだ親の言うことは素直に聞いてくれますし、ゲームの代わりに公園やおもちゃ遊びに切り替えることも難しくなく、時間を意識して守る姿勢を徐々に身につけることができました。

もう6歳になりますが、ゲームやテレビの時間を決めて守る姿勢は今も継続しています。


ブロックを置きながら数に親しむことができた

ブロックを置きながら数えたり計算する練習になりました。

例えばドット絵の作成では、お手本のブロックの数や位置を数え、さらにゲーム内でブロックを置くときにもまた数えるので、数え上げの練習になりました。

また、足し算や掛け算の概念が分かると、置いたブロックを足し合わせたり、平面に置いたブロックの総数を掛け算で計算できることに気付けるようになりました。

『8+8+8+8は32で、8x4は32』と呪文のように唱えながら遊ぶ姿が見られます。

手を動かし、目で確認しながら数を扱える点が、マイクラの良い点です。


マイクラに関する知識や作ったモノを教えてくれる

息子は、マイクラで遊ぶ中で得た知識や自分で作ったモノをよく教えてくれました。

子どもにとって『教える』という行為は良い面がたくさんあります。

まず一つ目は教えるという行為を通して自信をつけることができる点です。

親に対して自分の知識や作品を披露する中で、達成感を得て自信を深めることができます。また、親が子どもの説明を真剣に聞いて受け止めることで、子どもは自分の言葉が大切にされていると感じることができます。

二つ目は表現力を育むことができる点です。

子どもが自分の作品や知識を伝えるためには、分かりやすく説明する必要があります。その過程で、子どもは自分の考えやアイデアを言葉にして表現力を養うことができます。

『教える』と言う行動を通して、自尊心や表現力の育成、そして最後まで話し切る練習にも繋がりました。


親子で一緒に取り組める時間がたっぷりあった

最後ですが、時間がたっぷりあること。これが、何よりも良かったと思います。

時間があったことで、ゲームに没頭する時間ができ、さらにそのゲーム時間をコントロールする練習も少しずつできました。

また、親子で一緒に遊び、対話も楽しめました。

マイクラを通じ、ゲームの腕前だけなく、忍耐力や集中力、自律力や計算力、表現力の成長などにも繋がったと思います。

学校に入り、家にいる時間が短くなってからは、なかなか一緒にやる時間が取れていません。そう思うと、学校に行く前にじっくりと遊べたことがよかったです。


5歳からマインクラフトを始めて悪かったこと

次に5歳からマインクラフトを始めて悪かったこと振り返ります。

なお、年齢に関わらず、マイクラで遊び始めた中で感じた懸念点は別記事でまとめています。


もっと高度な理解や建築ができる前に飽きてしまった

マイクラを始めて1年以上経った今、マイクラはたまにしか遊ばなくなってしまいました。

本当は鉱石の種類やバイオーム、レッドストーンなどなど、もっと興味を持って深掘りしたかったのですが、そのレベルに到達するには早すぎました。

また、マイクラの本やyoutubeを見るのは大好きなのですが、それを真似しようという感じにはなりません。

同様に、コマンドやプログラミングを理解して楽しく遊ぶにも早いと感じます。

マイクラを通じた学びの機会はまだまだたくさんあるのに、それらに挑戦できる前に飽きてしまったのが非常に残念なところです。

楽しくプレイすることが第一ですので、無理にさせることはないですが、少し成長した時にまた一緒に遊べたらいいなぁと期待しています。


一緒にできるお友達が少ない

マルチプレイでも楽しめるマイクラですが、5歳ではお友達と遊びにくいなと感じました。

そもそもプレイしているお友達も少ないですし、マルチプレイしたとしても、自分が自分がとなってしまって、結局各々で遊んでいました。

また、オンラインのサーバーに接続して遊ぶのも、周りに迷惑をかける可能性やオンライン交流の難しさを考えると踏み出せませんでした。

マルチプレイで交流したり、共同作業をするのもマイクラの醍醐味の一つであるにも関わらず、年齢が低いためにその機会を無くしてしまったのは残念でした。


ゲームそのものへの興味がわき、他のゲームも欲しくなる

この項目はご家庭によると思うのですが、マイクラでゲームを楽しむとやはり他のゲームも欲しがるようになります。

1年過ぎた頃からは、別のゲームをやってみたいと言うようになりました。

もし、小さいうちから様々なゲームをするのは控えたいと言う場合は、もう少し年齢が上がるのを待ってからでも良いかもしれません。


まとめ

始めるには早すぎるかなと思ったマイクラでしたが、我が家としては5歳で一緒に始めてよかったです。

時間があるのでじっくりプレイできましたし、時間を守ることもゆとりを持って練習できました。

マイクラのごっこ遊びや本を読むなどのアクティビティにもつながり、コンテンツそのものを多角的に楽しむことができました。

一方、マイクラでもう一歩踏み込んだ知識や技術をつけたり、マルチプレイを楽しみたい場合は、もう少し年齢が上がってからの方がよかったと思います。

教育版マインクラフトのレッスンプランは対象年齢が8歳以上と設定されているものが多く、理科なども始まる小学校3年生くらいだと、より深い楽しみ方ができるかもしれません。