マイクラどれを買う?Java版 / 統合版 / 教育版で迷ったら

マイクラどれを買う?Java版 / 統合版 / 教育版で迷ったら

Java版、統合版などの選択肢があるマイクラ。

初めての購入の時は、どれを買おうか迷ってしまいますよね。

私は「マイクラ買おう!」と決めてからも迷いに迷い、購入まで数ヶ月を要してしまいました。

この記事では、マイクラ未経験者が、購入前に知りたかった版ごとの違いや検討ポイントをまとめました。

目次


マインクラフトの種類

マイクラには大きく分けてJava版と統合版があります。

統合版は利用するハードウェアによってさらに細かく購入方法が変わります。

また、少し毛色が異なりますがマイクラ教育版というのも存在します。

利用できるハードウェアや値段は以下の通りです。

  Java版 統合版 教育版
対応ハードウェア Windows / Mac / Linux Windows Android iOS Amazon fire スイッチ Chromebook プレステ Xbox Windows / Mac / Chromebook / Android / iOS
価格 (変動あり) 3,960円 3,960円 (Java版とセット販売) 6.99ドル (約1,100円) 1,100円 1,100円 3,960円 2,660円 2,640円 2,640円 毎年12ドル (約1,500円)
マルチプレイ Java版間でマルチプレイが可能 統合版間のマルチプレイが可能 / 異なるハードウェア間でも一緒にプレイできる 同じOffice 365アカウントに紐づくアカウント間のみ
MODの導入
Minecraftマーケットプレイス
教育版向けワールド △* △* △* △* △* △* △* △*

*一部の教育版向けワールドはMinecraftマーケットプレイスでも入手可


マインクラフトの版ごとのおすすめポイント

どの版を購入してもゲーム内容の基本部分はほぼ違いありません。

建築や敵モブとの戦いなど、いずれの版でも楽しむことができます。

そこで、選ぶ時には以下のような点を考慮して購入ソフトを決めるのがおすすめです。

  • パソコン / ゲーム機 / スマホ / タブレットどれを使って遊びたいか
  • 家族やお友達と同じワールドに入って遊ぶ (マルチプレイ) 予定があるか
  • ゲーム配信で見るようなMODまたは配布パックでやりたいものがあるか

以降では、上記に触れつつ、各版の特徴や注意点についてまとめていきます!


元祖マインクラフトJava版

Java版はパソコンで遊べるマインクラフトです。

スイッチやスマホでは利用できません。

移動操作はキーボードとマウスを使って行います。

最初のマイクラがプログラミング言語のJavaで作られていたのが元祖と呼ばれる所以。

現在でも、最新リリースが最も早く遊べるようになるのがJava版です。

Java版の最大の魅力は、マイクラの世界観を変えるMODを導入できる点です。

影MODと呼ばれるMODを入れて、空や水がリアルになった美しい世界を楽しんだり、

オリジナルにはないブロックや動物を追加して楽しむことができます。

もう一つの魅力は、パソコン操作に慣れ親しむことができることかと思います。

ゆくゆくはコマンドやプログラミング言語を使って遊ぼうという場合に、

キーボード入力がしやすいのが強みになります(なおWindowsは統合版も遊べます)。

Java版はこんな方におすすめ!

○ パソコンで遊びたい

○ MODを入れて遊びたい

○ コマンドもどんどん使いたい

ここは注意点!

○ キーボード操作は、慣れるまで時間がかかる

○ MODや配布ワールドを利用するには基礎的なパソコンの知識が必要

○ 統合版の人とはマルチプレイできない

○ Minecraftマーケットプレイスは使えない


始めやすいマインクラフト統合版

一番初めやすく、利用者も多いのが統合版です。

統合版は、スイッチ、スマホ、タブレットなど、普段使いしていて持ち運びもしやすいハードウェアを使える点が最大の魅力です。

そして、統合版同士であれば、ハードウェアが異なっても一緒にマルチプレイできる点も大きな強みです。

例えば親がスマホ、子どもはタブレットで同じワールドに入って遊ぶことができます*。

友達や家族と一緒に遊びたい!という場合は統合版の方がやりやすいでしょう。

また、MODは使えないですが、Minecraftマーケットプレイスで有料または無料のリソースパックを導入することができます。

リソースパックを使ってテクスチャを変えたり、特別に作られたワールドを楽しむことが可能です。

Java版はこんな方におすすめ!

○ スイッチなどゲーム機で遊びたい

○ スマホやタブレットで遊びたい

○ 気楽にマルチプレイをしたい

○ Minecraftマーケットプレイスを使ってリソースパックで遊びたい

ここは注意点!

○ MODは利用できない 

○ Java版の人とはマルチプレイはできない

○ ゲーム機やスマホだと、コマンド入力はやりにくい


他とは違う機能が魅力 マインクラフト教育版

教育版マインクラフトは、教育現場向けに開発されたものです。

最近では個人購入もできるようになりました

対応ハードウェアは幅広く、パソコン、タブレット、スマホでプレイすることができます。

購入にあたっては、他の版と異なり年契約のライセンスが必要です。

教育版マインクラフトを個人購入してみました

教育版は、学習向けに作成されたワールドで遊べる点が大きな魅力です。

また、Pythonやビジュアルプログラミングが簡単にできる点も他にはない特徴です。

他の版と同様に、建築やサバイバルを楽しむこともできます。

個人購入の場合は、お友達とのマルチプレイがほぼ不可になる点が大きな注意点です。

Java版はこんな方におすすめ!

○ マイクラでプログラミングを学びたい

○ 教育版で配布されているワールドに興味がある

○ とりあえず1年だけマイクラで遊んでみたい

ここは注意点!

○ 個人で購入する場合には手順が少し面倒 

○ 買い切りではないので、毎年支払いが発生

○ 個人購入の場合、お友達とのマルチプレイがほぼ不可能*

○ 大型アップデートの新要素追加は、他の版に比べて遅くなる

*教育版でのマルチプレイは、同じオフィス365アカウントに紐づくライセンス同士でないとできなくなっています。つまり、お友達が別に教育版を購入している場合、同じ教育版同士でもマルチプレイすることができません。家族内で複数のライセンスを購入している場合はマルチプレイ可能です。


購入の際はどう遊びたいかを考えてから選ぶのがおすすめ

それぞれの版に、それぞれ魅力があります。

購入の際には実際に遊ぶシーンを想像して版を決めるのがおすすめです。


パスコン?スイッチ?スマホ?利用するハードウェアで選ぶ場合

どのハードウェアで遊ぶかを決めることで購入するソフトを選択することができます。

例えば、普段からスイッチでゲームをしていて、新しいゲームとして購入する場合、統合版でかつスイッチ用のマインクラフトを購入することになります (3,960円)。

スマホやタブレットを使って、いつでもどこでもできるようにしたい場合は、統合版のアプリを購入します (1,100円程度)。

パソコンを使ってゲームをしたい場合は、Java版と統合版のセット購入になります (3,960円)。

ちなみに、ハイスペックのゲーミングパソコンじゃないとだめなかなという懸念もありましたが、

基本のゲームだけでしたら、通常使いのパソコンで全然大丈夫でした。

「MODをたくさん入れて遊びたい!」という場合はゲーミングパソコンが必要になりますが、

遊び込んでから次のステップの時に考えればよいと思います。


誰かと一緒に遊ぶ?マルチプレイで遊びたい場合

一緒に遊びたいお友達がいる場合、そのお友達と揃えた版を購入する必要があります。

お友達が統合版を使っている場合は、同じ統合版でないと遊べません。

統合版でしたら、利用するハードウェアは自分の好きなものにして大丈夫です。

お友達がJava版を使っている場合は、パソコンで遊ぶJava版が必要です。


遊びたいMODやリソースパックがある

Youtubeのゲーム配信などを見て「これがやってみたい!」

というものがあるみたいは、その方が何を使っているか確認してみましょう。

Java版ではウェブで配布されているMODや配布ワールドを自分でダウンロードして使うことができます。

統合版ではMinecraftマーケットプレイスで簡単にリソースパックを導入することができます。

なおマーケットプレイスは購入が必要なパックもあります。


マイクラのプログラミングを試したい場合

マイクラで学ぶプログラミングに興味がある場合は、教育版も検討してみると良いでしょう。

Pythonやビジュアルコーディングを使った操作が簡単にできるようになっています。

また、プログラミングを学ぶ用のワールドもたくさん用意されています。

小さなお子さんが遊ぶ場合は、文章が読めないなど大人のサポートが必要な場面も多いです。

そうしたサポートをできる時間や環境があるかという点だけ、注意しておくと良いと思います。

なお、コマンド*だけでしたらどの版でも使えます。

*コマンド: ゲーム内で天気や時間の変更、プレイヤーのテレポートなど、マイクラ内で使用できる特別な命令文のこと。


番外編:マインクラフトPi Edition

番外編としてマインクラフトPi Editionもご紹介しておきます。

これはRasberry Piでできるマインクラフトです。 正式サポートは2014年に終わっているので、ブロックやモブ、バイオームの種類は現在のものと比べると少ないです。

魅力としては、Rasberry Piがあれば無料で遊べることと

Pythonプログラミングができることです。

我が家はマイクラを購入する前に、家にあったRasberry PiでマインクラフトPi Editionを散々遊んでからマインクラフトJava版を購入しました。

ブロックやモブ、バイオームの種類が少ない分、素材選びなどに時間を取られることなく集中して遊べたかなと思います。

何より、ソフトを購入する前に事前にマイクラで遊ぶ感じがわかってよかったです。

もしもお家にRasberry Piがあれば、導入は難しくありませんので是非お試しください。

Raspberry Piにマインクラフトをいれる簡単な方法


まとめ

この記事では、マインクラフト未経験者が、購入前に知りたかった版ごとの違いや検討ポイントをまとめました。

基本的なゲームの内容は、版による違いはありません。

そこで、初めてのマイクラ購入時には、以下のようなポイントで検討するのがおすすめです。

  • パソコン / スイッチ / スマホどれを使って遊びたいか
  • 複数人で同じワールドに入って遊ぶマルチプレイの予定があるか
  • ゲーム配信で見るMODまたは配布ワールドでやりたいものがあるか

それでは、楽しいマイクラ生活をお送りください!