教育版マインクラフトでPython 101 - MakeCodeを始めてみました。
このコースでは、プログラミング環境MakeCodeを使ってPythonを使ったコーディングを学べます。
レッスン (ワールド) は全部で10個。
この記事ではレッスン1と2の概要とプレイ感想をまとめました。
目次
Python 101 - MakeCode レッスン1 / レッスン2の概要
Python 101 - MakeCodeではMakeCodeを使い、Pythonの書き方を学んでいきます。
要点まとめ
○ 世界観:CodingMineというソフトウェア会社が舞台。社員と話しながらプログラミングの課題をこなします。
○ 提供元:Minecraft Education
○ 学習目的:レッスン1と2ではMakeCodeの使い方、Pythonの基本の構文、ブロック設置を学びます。
ワールドに入るとCodingMineというソフトウェア会社のCEOが登場。
プログラミングの問題を解き、社員の抱える問題を解決するよう頼まれます。
1レッスンあたりで出題される問題は3-4個。
レッスン1では、Pythonの構文 (シンタックス) への理解を深めます。
レッスン2では、ブロックを置くコマンドと相対座標を練習します。
Python 101 - MakeCode レッスン1 / レッスン2の詳しい学習内容
レッスン1 / レッスン2について、それぞれの学習目的と問題内容を詳しくみてみます。
Python 101 - MakeCode レッスン1
レッスン1の学習目的は以下のとおり。
Python 101 - MakeCode レッスン1の学習目的
○ MakeCodeを使ってみる
○ Minecraft Pythonの構文 (シンタックス) を意識する
○ 文字列と数値の違いを知る
ワールドに入り、早速CEOに話しかけてみます。
英語テキストが表示されて早々に壁を感じますが、イマーシブリーダー機能を使うと音読や翻訳をしてくれます。



Python 101 - MakeCodeレッスン1のプログラミング課題は全3問。
コメント表示ができるplayer.say()コマンドを使いながら、エラー箇所を見つけたり、計算結果を表示させていきます。
問題1
player.say()が正しく書かれたコンピュータを探します。
コンピュータに書かれているコマンドをMakeCodeに写して実行しながら、正解を見つけましょう。


問題2
画面に表示されたplayer.say()のエラー箇所を見つけて、該当するブロックを置いてあげます。
プログラミングをしていく上で欠かせないエラー箇所探しです。
数値の場合は「””」で囲わないということが、最後にさらっと登場します。


問題3
player.say()の中で計算式を書き、答えを出力させます。


Python 101 - Makecode レッスン2
レッスン2の学習目的は以下のとおり。
Python 101 - Makecode レッスン2の学習目的
○ 相対座標について学ぶ
○ コマンドでブロックを置いてみる
○ コード補完ツールを使ってみる
レッスン2のプログラミング課題は全4問。
ブロックを置くblocks.place(ブロック名, 位置)コマンドを使い、相対座標を変えながらブロックを置いていきます。
問題1
まずは自分の立っている場所にブロックを一つ置いてみます。
このレッスンでは全て相対座標を使いますので、自分の場所(0, 0, 0)からスタートです。
MakeCode上のツールボックスや、予測入力がコマンドや変数の入力をサポートしてくれます。


問題2
次の問題では座標のうち、高さが変わるy座標(2番目の数値)を変更していきます。
壁に表示された数字を見ながら、正しい数値を入力して、天井の照明部分3箇所にレッドストーンランプを設置します。
うまく設置できたら、壁にあるレバーで点灯させます。


問題3
次は高い壁を乗り越えるための階段を作ります。座標のうち、y座標とz座標(2番目と3番目の数値)を変えながらブロックが段差になるように置いていきます。
足元に金のブロックがある場所が目印。ここから動くと相対座標の指定の仕方も変わってくるので、移動しないように注意しながら位置座標を変えていきます。
問題4
最後は穴を渡る橋を作ります。座標のうち、x座標とy座標(1番目と2番目の数値)を変えながらブロックを置いていきます。
慣れてきたら、複数個まとめて置いてみても良いかもしれません。
ちなみに落ちてしまっても、抜け穴で上に戻れるので安心です。


プレイ感想 ー プログラミングをやってみるキッカケに!
6歳の息子と「少しプログラミングをやってみようか」ということで始めてみました。
マイクラ好き、ゲーム好きなので、誘えばるんるんで付き合ってくれます。
やってみて、いいなと思ったのは以下のポイントです。
- 1時間以内で終わり、ダラダラしない
- プログラミング課題もちょうど良い難易度
- 英語の勉強にもなる
- イマーシブリーダーを使えば読む負担軽減
こどもの集中力 / 私の都合の両面で、1時間以内で終わるというのはちょうど良い長さでした。
学校やアフタースクールの1コマでやるのにも使いやすそうです。
プログラミング課題については、求められている内容は一緒に確認。
確認後は、6歳児でもあれこれ自分で考えて取り組めていました。
すごく良かったのはイマーシブリーダーです。
息子はまだ読むより聞く方が得意なので、イマーシブリーダーで読み上げてくれるのは助かりました。
リスニングの勉強にもなりそうです。
まだ始めたばかりですが、プログラミングに慣れ親しむ上では良いスタートを切れた感じです。
今後のレッスンでどういったことが取り上げられるのか、次回が楽しみです。
注意点など
日本語対応:デフォルトは英語。イマーシブリーダーを使えば翻訳してくれます。
まとめ
Python 101 - Makecodeのレッスン1とレッスン2についてまとめました。
ここまでで、MakeCodeやコーディングサポート機能の操作方法、Pythonの構造やブロックの設置について学びます。
息子にとっては、ほぼ初めてのPythonですが、使って慣れてみるという上では良い題材でした。
まだまだレッスン10までありますので、引き続き遊んでレビューしていきたいと思います。
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