マイクラのクリエイティブモードで遊んでいると、自由になんでも作れる反面、何を作ろうか困ってしまうことがあります。
初心者の方が最初に何を作るか悩んだ時は、ドット絵作成がおすすめです。簡単に始められ、さらなる創作意欲にも繋がります。
本記事では、なぜドット絵がおすすめか、そして具体的な作り方やツールについてご紹介します。
目次
ドット絵(ピクセルアート)の魅力
ドット絵またはピクセルアートとは、ピクセル単位で描かれた絵です。
ピクセルで描かれているため、マイクラのブロックの世界とは相性が良く、ぴったり馴染んで華やかさを添えてくれます。
また、平面だけで表現でき、設計図が入手しやすいことも、初心者が始めやすい理由のひとつです。
様々な色のブロックを使って簡単に表現できるため、初めての制作でも見栄え良くでき上がり、さらなる創作意欲にも繋がります。
ドット絵の作り方
ドット絵を作るための具体的な手順について説明します。
設計図を入手する
まずはドット絵の設計図を用意します。
最初はウェブで見つけた設計図や、変換ツール(後述)で作った設計図を使うと始めやすいです。
設計図を選ぶ際には、ピクセル数が大きすぎないものを選ぶことが重要です。
特に子どもと一緒にやる場合、ピクセル数が多くなるほど作業が複雑化・長期化して、断念してしまいます。
多くても縦横最高で20ピクセルくらいから始めると良いと思います。
小さなサイズのドット絵は、完成作品が大きくなりすぎず、マイクラの世界でちょうどよい大きさでおさまります。
使うブロックを選ぶ
設計図が用意できたら、次は使うブロックを選びます。
マイクラには様々な種類のブロックが存在し、同じ色味でも異なるテクスチャや模様のブロックがあります。
上手に組み合わせて、より鮮やかで個性的なドット絵を目指してみましょう。
選んだブロックを置いていく
最後に、選んだブロックを設計図に基づいて配置していきます。
作る際には、ワールドタイプでスーパーフラットを選ぶか、通常の世界なら広い場所を選びます。
また、作る絵の向きを、横から見えるように立てるか、上から見えるように地面と平行に作るかをあらかじめ決めておきます。(地面と平行にすると、地図に図柄が反映できます!)
場所と向きを選んだら、あとは、自分の始めやすい箇所からブロックを置き始め、設計図に忠実にドット絵を再現していきます。
ブロックの置く位置や色などを見ながら組み立ていくのは、さながらパズルやアイロンビーズのような感覚で楽しめます。


ドット絵が作りやすいテーマ
ドット絵で作りやすいテーマをいくつかご紹介します。
一つは、マイクラ上のキャラクターです。クリーパーや村人の顔など、少ないブロックで簡単に表現できます。
他にも、マリオなど古くからあるゲームのキャラクターは、良いドット絵の設計図が手に入りやすいです。例えばこちらのサイトでも、色々なキャラクターのドット絵図がまとまっています。
また、食べ物もドット絵のテーマにしやすいです。りんごやスイカなどの果物や、アイスやケーキといった、形がシンプルでかつ色鮮やかなものがおすすめです。
建物をテーマに選んだ場合は、ドット絵を完成させた後に壁を伸ばしてそのまま建築物にすることもできます。
設計図の作成におすすめのツール
画像データを元にドット絵を作ってくれるサービスはいくつかあるのですが、個人的には Minecraft Dotが使いやすくて気に入っています。
使い方はシンプルで、サイトを開いたらドット絵にしたい画像をアップロードし、横幅のブロック数を指定してから画面下方にある『変換する』ボタンを押すだけです。
さらに、使うブロックを指定できたり、変換後に細かい編集ができる点も嬉しい特徴です。



子どもとドット絵を作ってみて
私たちのドット絵作りは、好きなゲームキャラクターのドット絵図を見つけることから始まりました。
馴染みあるキャラクターに子どもも大喜びで、一緒に取り組みました。
設計図があればあとは真似するだけ。
マイクラを始めたばかりで初心者の私たちにとっては、移動、ブロックの選択や設置など、基本的な操作の良い練習になりました。
また、数えながらブロックを配置していくので、子どもにとっては数を数える練習にもなりました。
一緒に楽しみながら学べて、良い機会だったと思います。
完成後も、見た目が良いので達成感が高く、さらにブロックをつなげてお家にするなど、創作意欲にも繋がりました。
何を作ろうか悩んだ末に始めたドット絵づくりでしたが、私たちにとって良い出発点でした。


まとめ
マイクラのクリエイティブモードで何を作ろうか困った時、ドット絵作成はおすすめのアクティビティです。
簡単に始められる上に見栄えも良いので、初心者でも楽しく取り組め、かつ、完成後の満足度も高いです。
子どもにとっては基本操作だけでなく数を数える練習にもなりました。
色々なテーマやアイデアを試してみて、自分だけのドット絵をマイクラの世界に作ってみてください。